京都には、古くから地蔵盆の習わしがあり、お地蔵さんを中心に子供達が集まり、夏のひとときを過ごした思い出は、京都に生まれ育った誰もが持っている原風景の一つです。夕暮れ時、「家内安全」「町内安全」のローソクを灯します。お隣近所を気遣い、町内や家庭の幸せを祈念する心の表現です。20年前(平成9年)、ご町内最古老であった福島ゆり子さんが50年も前の行灯をお届け下さったことがきっかけで、ご町内のだれかれが集まり、50基の行灯を手作りで復活させました。この様子をNHKが生中継、何度も放映が繰り返され、ご町内の多くの顔ぶれが全国的にも評判になりました。今では600基に増えた行灯、中京もえぎ幼稚圜児や、京都御池中学の生徒たちが、絵柄を毎年描いてくれます。
また、この地は京都瓦斯(戦後は大阪ガスと合併)発祥の地です。その本社跡を記念する赤いガス灯をご町内の浄財等で建設しました。このまちづくりの象徴といえる赤いガス灯周辺が会場です。界隈の店舗からの賞品を用意して、多数の御来場をお待ちしています。
主催 姉小路界隈を考える会 | 共催 都心界隈まちづくりネット
協力 中京もえぎ幼稚園・京都御池中学校
午後5時30分開演
行灯会は、御池中学ブラスバンド部によるマーチングで始まります。通りを歩くブラスバンドを合図に主会場のガス灯前に集う、近隣の方々や、通り合わせた観光客。その後は、会場で演奏会です。
演奏の後、中京もえぎ幼稚園々児による遊戯。子供たちは、地域の地蔵盆の主役です。
午後7時開演
柳八幡町 高瀬様のグループのジャズ演奏をお楽しみください。