平成二十八年四月号
「交通事故防止は皆の願い」など

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▲ 姉小路冨小路での交通事故

1. 交通事故防止は皆の願い

ドライバーには時に、自分に限ってそんなことはないという思い違いや、他人への配慮不足があるように思います。自動車やバイクの性能向上も一因でしょう。

加速はあまりに簡単で、ちょっと急いでいたり、うっかりしているとスピードはすぐに上昇します。様々な調査・実験によると、時速30kmを超えると、頭部損傷で死亡する確率が急増するそうです。そのため、時速20km以下に速度を抑制することは、重大事故回避という意味で重要なのです。これが、歩行者と自動車が共存するゾーンは時速20km以下というのが先進国の常識たるゆえんです。姉小路通においても、皆がこの意識を共有するのが大切だと思います。

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▲ 姉菊屋町は姉小路界隈の中心部

2. 姉菊屋町は姉小路界隈の中心部

菊屋町の南側に接して11階建て(高さ31m)のマンション建設が始りました。この時、直近6軒が立ち上がって反対運動を起こしたのが、姉小路界隈を考える会の誕生でした。町内の環境を守ろうという主旨にご賛同いただいた名簿には、姉菊屋町37名のお名前が残っています。以来、20年がたち、現在では姉菊屋町では47世帯が、年会費2000円のご協力をくださっています。

家主のいないワンルームマンションと、深夜営業コンビニエンスストアを禁止する「建築協定」、風俗店を禁止する「地区計画」制度も、すっぽりと姉菊屋町をカバーしております。

今年度も、姉菊屋町を中心地として姉小路界隈の居住環境保全を大切にしていきたいと考えております。ガス灯そばに意見箱を設置しておりますので、ご自由なアイデアをお寄せいただければ幸いです。

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▲ 月例会議の様子

3. 月例会議の報告

3月18日(金曜日)19時より、中京酒販売組合1階会議室で開催しました。

一般財団法人住宅生産振興財団受入、国土交通省近畿地方都市美協議会受入、「通りの作法」街頭啓発活動(3月23日)応援、20年間の活動アーカイブ(新聞・雑誌400件)完成について協議しました。恒例となりました餅つき大会(総会を兼ねる)は4月17日に確定です。どなた様もふるってご参加下さいませ。

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▲ 三浦豊隆氏

三浦豊隆氏は2013年1月以来、大型道路照明点灯で姉菊屋町の防犯にご尽力下さっています。また、例年開催します11月の姉小路界隈まちなみ展ではギャラリー象鯨をご提供くださるなど、当会を強くご支援いただいています。新年度より姉菊屋町の町内会長ご就任で改めてご紹介します。

次回の月例会議は、4月15日(第3金曜日・定例日)19時から、中京酒販組合ビル一階の会議室です。より多くの方々のご参加をたまわりましたら幸いです。

(会長 : 市古和弘)