平成二十八年六月号
「交通実態調査始まる」など

写真
▲ 交通実態調査実施中の界隈

1. 交通実態調査始まる

立命館大学都市計画研究室による調査の第1回目が、28年5月16日9時に行われました。「安心・安全なまち」「歩いて楽しいまち」を目指す上で、身近な〝キケン〟を見極めるには、姉小路通における交通実態把握が肝要です。

姉小路通の自動車等の移動傾向の分析を行うため、10箇所の交差点付近に設置したビデオカメラによる一斉録画で観測されました。

写真
▲ 景観政策・制度検討WG会議

2. 近畿地方都市美協議会研究会一行様ご来訪

近畿地方整備局建政部が企画する「景観政策・制度検討WG会議」が、28年5月18日午後1時から開催されました。お越しになった近畿5府県・23市からの総勢54名の皆様に、「住民組織による景観まちづくりについて」説明し、現地を案内しました。

解散時間が過ぎても質問や後片付けが続き、なごやかな研究会でした。

写真
▲ 工事中のバラッカ

3. 意見交換会の報告

中京酒販売組合1階会議室で、5月20日金曜日午後6時より開催しました。柳馬場通姉小路上るでスペインレストラン「バラッカ」開業予定の木下清孝オーナーと、後藤直子一級建築士や大平エステート大井伸吾氏など、地域の十名が参加されました。地域からは、

  1. 営業時間(終了時間)は建築協定にある日用品を販売する店舗の時間規制(午後10時まで)に合わせ、ラストオーダー午後10時を要求。近隣に迷惑をかけなければ深夜営業が認められるのではなく、深夜営業そのものを禁止という趣旨。
  2. 店舗外や隣接地に対する、しっかりとした防音対策。
  3. 公営駐輪場へ誘導が徹底できない場合は、近接地にお客様用駐輪場を借りる。
  4. 姉小路界隈は20年間のまちづくり活動を通じて、現在の落ち着いた環境を維持していることを理解し、協力して欲しい

の4点の要望を提示。双方が確認して、意見交換会を終了しました。オーナーの対応が注目されます。

写真
▲ 月例会議の様子

4. 月例会議の報告

5月20日金曜日午後7時より、中京酒販売組合1階会議室で開催しました。① 国土交通省近畿地方都市美協議会来訪、② 最近の界隈の開店等、③ 京都市補助金申請8申請事業名「歩いて楽しめる姉小路づくり」)、④ 交通実態調査、⑤ 姉小路行灯会開催について、⑥ 京都文化博物館との連携事業内容等について ─ などを協議しました。

写真
▲ 中塚博己氏

わたつね店主中塚博己氏は中学校時代から英語発音がご堪能で、大阪外国語大学ではスペイン語をご習得。両言語で町案内ボランティアも引き受けられておられますので、改めてご紹介します。

次回の月例会議は、6月17日(第3金曜日・定例日)午後7時から、中京酒販組合ビル一階の会議室です。より多くの方々のご参加をたまわりましたら幸いです。

(会長 : 市古和弘)