平成二十八年三月号
「京都市交通局西村管理者から感謝状」など

1. 「柳池学区」・「初音学区」と「姉小路界隈を考える会」区域について

京都市内には、145年前の明治時代の小学校通学校区「元学区」の単位で「自治連合会組織」が現存していて、1.市政協力委員・2.町内会長・3.社会福祉協議会・4.保健協議会・5.体育振興会・6.交通安全委員会・7.自主防災会・8.少年補導委員会の方々にお世話いただいております。

その活動範囲は「姉小路界隈を考える会」・東端寺町通・西端烏丸通・北端御池通・南端三条通に囲まれた、東西700m・南北200mです。骨格となる姉小路通に、東から1.姉大東町・2.菊屋町・3.木の下町・4.車屋町、南北通に東から5.丸屋町・6.御幸町・7.下白山町・8.中白山町・9.福長町・10.松下町・11.油屋町・12.柳八幡町・13.大阪材木町・14.丸木材木町・15.東片町・16.亀甲屋町・17.綿屋町・18.蓮華院前町・19.笹屋町・20.梅屋町町の範囲内に位置しています。

当会は、東西2つの元学区、「柳池学区」の南半分と、「初音学区」の南半分にあたる区域で、まちづくり運動を行なっている団体です。お住まいの方はもとより、事業を営んでおられる方や土地を所有しておられる方も、まずは町内会にご加入の上、是非とも姉小路界隈を考える会の活動にも、ご参加くださいませ。

▼ 姉小路界隈を考える会の区域眺望

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▲ 月例会議の様子

2. 月例会議報告

2月19日(金曜日)19時より、中京酒販売組合1階会議室で開催しました。平成27年3月31日に事務局を開局した「姉小路界隈まちづくり協議会」の、この1年間での意見交換会実施計14物件について、報告しました。1年分の成果はウェブサイトで広報できるように準備を進めていますが、その試案を映写して、細部表現等について協議しました。

次に、平成27年度事業報告書と決算結果がまとまり、総会にむけて、ご参加の皆様に仮報告いたしました。ほぼ完成した年次報告書第35号についても、お披露目出来ました。

3月26日には、一般財団法人住宅生産振興財団一行様がご来京の予定で、その受入準備と、来年度の財団からの支援による取り組みについても協議しました。

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▲ 駅案内板を設置

3. 京都市交通局西村管理者から感謝状

地下鉄烏丸御池駅まで方向と距離を示す案内標識が2月22日、姉小路通4箇所に設置されました。かてより良好な景観形成に取り組んでいる当地域内での標識設置にむけて、京都市交通局と事務局で半年以上意見交換会を重ね、字体を含む標識デザインや設置位置、材質等について、協議を続けてまいりました。様々な比較案中から、鉄道駅案内としての分かりやすさと公共デザインとしての統一性に加え、姉小路界隈らしい品格表現に鑑み、設置面と材質的な相性を考え合わせ、デザイナーにもモデル試作を依頼する等、努力してきた成果です。

この機にあわせた「姉小路界隈まちづくりビジョン掲示板」の同時併設をご許可いただいた、こども相談センターパトナ・洛風中学校・万華鏡ミュージアム様にも、御礼申し上げます。

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▲ 舟越平氏

初音学区自治連合舟越平会長には、「地区計画条例化」や「姉小路界隈まちづくり協議会」設立等で、多大なるご支援を賜りました。こ場を借りまして、改めて感謝申し上げます。

次回月例会議は、3月18日(第三金曜日・定例日)19時から、中京酒販組合ビル1階会議室で開催いたします。より多く方々にご参加をたまわり、積極的に、ご意見やご提案をお聞かせいただけましたら幸いです。

(会長 : 市古和弘)