平成三十年三月号
ツヴィリング京都店─五十件目の意見交換会 など

建築協定最新加入ビル
▲ ツヴィリング京都店

1. ツヴィリング京都店 ─ 50件目の意見交換会 (2月8日)

このたび、世界に冠たる刃物ブランドの京都支店が、富小路通姉小路で3月に開店、営業を開始されます。

1731年、有名な「双子マーク」をドイツ・ゾーリンゲンのギルドに登録して設立されたツヴィリングは、ニューヨークやパリなどに支店を展開。キッチンツールのシェアを、世界的に拡大しています。

以前より、岐阜県関市の工場に生産を委託していた同社は、2004年にその工場を傘下に入れ、本格的に日本での生産体制を構築しました。関市に刀鍛冶が誕生したのは鎌倉時代で、家庭用刃物の出荷額全国1位を誇っているそうです。

写真 協議会認定式
▲ 姉小路ブランドの景観

2. 地域景観づくり協議会 丸3年

平成27年3月31日の「姉小路界隈まちづくり協議会事務局開設」以来、今年度だけでも24件の意見交換会を実施し、累計で50件となりました。

今年度の特長は、新築を含む大規模な外観模様替えと、東京等からの店舗進出でした。

外観の模様替えは景観に大きな影響を及ぼしますので、今後とも、姉小路らしい落ち着きあるデザインがのぞまれます。

また、姉小路ブランドの維持・向上にむけて、品格ある店舗が進出してくれるような誘導も大切ですし、開店に関しては、営業マナーとモラルを守るということも大事です。

京都市が10地域で進めているこの制度定着に、ご理解をお願いします。

3. 購読料納入のお願い

当会の活動を伝えるために「姉小路まちづくり通信」と年次報告書等を刊行しています。

意見交換会の報告やまちづくり活動に関する情報を、定期的にお届けしております。29年度購読料(年2000円)未納の方におかれましても、ご協力を賜れれば幸いです。

写真
▲ 月例会議

4. 月例会議の報告

2月16日(第三金曜日)夜7時から、中京酒販売組合一階会議室で開催しました。 年度末で、報告書37号印刷発注が迫っているので、掲載予定の仮決算と仮事業報告を行いました。

現在、パリでフランスの都市計画を研究中の、立命館大学の岡井有佳先生から、パリの歩行者優先道路計画について。同志社女子大学の太田さんからは、姉小路の色彩研究の最終報告。京都大学の子亀君からは、来年度の調査計画の説明がありました。

姉菊町から川見会長・田中氏・福永氏の冒頭発言に、総勢16名が聞き込む半時間でした。

写真
▲ 里村百々代さん

里村百々代様を紹介いたします。当会の事務局に一番近く、差入れや励ましの言葉で勇気づけていただく、心優しいご婦人です。いつも感謝しており、この場をかりて御礼申し上げます。

次回の月例会議(毎月第3金曜日)は、3月16日夜7時より、同組合1階会議室です。どなた様もお気楽にご参加下さいませ。

(会長 : 市古和弘)