平成二十九年十一月号
姉小路に国際交流サロン誕生 など

昨年のまちなかを歩く日
▲ 小森邸改装後

1. 姉小路に国際交流サロン誕生!!

小森オールソン陽子さんが、姉小路麩屋町西入るにある生家の日本建築の住宅を改装されました。小森さんは、「ヒーリング(癒し)アート」の米国人女性画家を招いたり、折り紙の技法で古本から人形を作る「ブックエンゼル」の教室をニューヨークで開催されています。11月12日にはワインとおしゃべりの会をご予定。近い将来、ニューヨークからのご帰郷も、お考えの様子です。「国を超えた人とのコミュニケーションを通じて、人生の豊かさや楽しさ、住み良い環境を共有したい」と、話しておられます。

現地写真
▲ まちなかを歩く日

2. まちなかを歩く日の詳細

11月11日(土曜日)11時から、姉小路通の一部区間を他地域からの自動車通行止とする警察許可のもと、お絵描きが始まります。13時より、東京在住の和田大諷氏と歩行者による書道共演。日没後は、藤井八重様と御池中学製作の、行灯を灯します。

同時に、11・12(日曜日)の両日、ギャラリー象鯨では、「都心部におけるまちづくり成果の展示」。姉小路画廊では、「もえぎ幼稚園のミニ行灯展示」に加え、過去30年間の柳池学区・柳池中学・柳池会・姉菊屋町のビデオ等を多数映写して、皆様のご来場をお待ちしています。

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▲ 意見交換会

3. 意見交換会の報告

柳馬場通姉小路下る南柳町(公称町名油屋町92-2、94-2)に、株式会社Izuthu Motherが店舗を新築されます。同社井筒グループは下京区に本拠を構え、1705年以来、法衣・装束・調度品を制作及び販売されています。店舗エントランス部分の緑青屋根が急勾配で立ち上がる斬新なデザインで、新たに商品も企画中とのご説明です。

10月20日の意見交換会には 町内からも多数の参加があり、①営業時間、②従業員の駐輪、③私道と公道の使い分け、④店舗への誘導主方向、⑤商品の搬入、⑥夜間の防犯・防火管理、⑦町内会加入等について話合いました。関係者と確認の上、「地域景観づくり協議会意見聴取報告書」を京都市へ提出する義務があります。京都市景観条例に基づくこの制度も、平成27年3月以来、姉小路界隈で40件目の実績となりました。

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▲ 月例会議

4. 月例会議の報告

10月20日(第3金曜日)夜7時から、中京酒販売組合1階会議室で開催しました。最近の界隈の変化、まちなかを歩く日の内容最終確認、京都景観賞建築部門応募、通過車両に関する交通調査予定について協議し、参加者のご賛同を頂戴しました。

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▲ 富永幸克氏

蒔絵の伝統工芸士富永幸克氏は、南柳町の町内会長で、同町に関わる意見交換会に出席下さいます。新たに建設(営業)を意図される方々に対し、町会長の職責でご対応いただくのは、町内としても心強く喜ばしい限りで、ここに、改めてご紹介いたします。

次回の月例会議(毎月第3金曜日)は11月17日夜7時より、中京酒販売組合1階会議室です。どなた様もお気楽にご参加下さいませ。

(会長 : 市古和弘)