平成二十九年十月号
まちなかを歩く日の案内 など

昨年のまちなかを歩く日
▲ 昨年のまちなかを歩く日

1. まちなかを歩く日(11月11・12日)の案内

京都市内を縦横に走る「通り」の活性化について話し合う「歩いて暮らせる街づくりシンポジウム」が、(平成12年11月)19日、京都文化博物館で開かれた。パネルディスカッションには、京都市中心部の姉小路通や三条通など、5つの通りで街づくりに取り組んでいる団体の代表者らが参加し、それぞれの活動について報告した。

京都市が開いた「まちなかを歩く日」のイベントの一環で、各通りの市民らでつくる同街づくり協議会が主催。(以上読売新聞記事)

当会は、当初より参加しており、せっかく歩くのであればと、地域外からの自動車通行を一時ご遠慮いただいて、姉小路通を使った参加型イベントを初年度より続けています。

同時に、ギャラリー象鯨様のご協力で、まちづくりに関する目に見える成果を展示してきました。日没後は、ご町内の藤井八重さん、もえぎ幼稚園、御池中学の生徒の行灯を灯します。柳池学区や柳池中学、柳池会、姉菊屋町の、なつかしの画像も展示予定ですので、皆様のご参加をお待ちしています。

現地写真
▲ 小森邸現地現況

2. 意見交換会の報告

姉小路通麩屋町西入の改築計画について、事務局で意見交換会を行いました。施主小森オールソン陽子様はこの地でお生まれになりましたが、結婚された後はニューヨークにお住まいです。遠くない将来に、アメリカ人のご主人と連れ添って故郷の姉菊屋町へ戻ってこられる可能性があるため、改装を決意されたそうです。

自分達が居住する地域の環境や景観、安心・安全は自分達で育てて、守っていう「姉小路界隈地域景観づくり計画書」の趣旨をご理解いただいた上、強く賛同いただけたのを、うれしく思います。次号に、この続きを掲載予定ですのでお楽しみに。

写真
▲ 月例会議

3. 月例会議の報告

9月15日(第3金曜日)夜7時から、中京酒販売組合1階会議室で開催しました。

最近の界隈の変化、文化庁との意見交換、まちなかを歩く日(11月11・12日)の計画案、姉小路行灯会の結果(賞品・ローソク売上・イベント等)について協議し、参加者の賛同をいただきました。

続いて、立命館大学小原君より、交通調査に関する進捗の報告をいただきました。

写真
▲ 小森陽子さん

意見交換会40件目の小森オールソン陽子さんをご紹介します。

現在ニューヨークから一時ご帰国中。ニューヨークでも、自分達の住まいの環境維持のために、住民の多くが参加・協力しているのが一般的、とお聞きしました。こうしたお話を、皆様と共に伺う機会をもうけたいと考えています。

次回の月例会議(毎月第三金曜日)は10月20日夜7時より、中京酒販売組合一階会議室です。どなた様もお気楽にご参加下さいませ。

(会長 : 市古和弘)