平成二十三年九月・第十七号
行灯会及び諸活動のご報告

1.「姉小路行灯会」のご報告と御礼

8月20日の17時半、京都御池中学校ブラスバンド部によるパレードと吹奏楽演奏に続いて、京都市長の門川大作氏よりまちづくりへの激励の祝辞を戴きました。続いて、道いっぱい、元気に広がった中京もえぎ幼稚園の園児達が「中京もえぎ音頭」でお遊戯。日没後は雨が勢いを増したにもかかわらず、姉小路のデュオ(ソプラノ石川貴子・バリトン平野勇治ご両人)の、和洋の歌声に聴き惚れるひとときでした。

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▲ 行灯会の風景(会長・市古和弘氏の挨拶)

姉小路通を灯りでもてなし始めて今年で15年目。雨で消えた灯りも幾つかありましたが、本年も、烏丸通から寺町通までを600基の行灯で飾ることが出来ました。 2632本のローソクをお買上げ戴いた皆様、及び、お楽しみ抽選 の特等賞「三嶋亭すき焼きペアーチケット」等の163品の賞品をご提供戴きました45軒の協力店様のご厚意に、謝意を表します。 また、何よりもお騒がせしたご町内各位と参加・支援戴きました多くの皆様に、厚く御礼を申し上げます。

2.歩いて暮らせるまちづくり推進会議ゼミのご報告

8月17日火曜日の19時から、中京酒販売組合会議室で開催された「歩いて暮らせるまちづくり推進会議」の公開ゼミには、神戸市東灘区からの聴講者2人を含めた26名の参加者がありました。この公開ゼミは、これまで本能学区、明倫学区、城巽学区、立誠学区でそれぞれ開催されており、今回は、柳池学区の姉小路界隈を考える会の当番となりました。

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▲ 歩暮ゼミの風景(河野泰氏のお話)

ゼミでは、今までの会の取組(市古和弘会長)、街なみ環境整備 事業の改築デザイン(中村伸之先生)、地区計画への取組(河野泰専門委員)、姉小路の色彩調査(藤本英子先生)、人が主役のまちなか道路(金子宣幸:中京区役所まちづくり推進課課長)についてお 話し頂いた後、参加者との意見交換会を行いました。

なお、議事録は、歩暮事務局の辻野隆雄氏が現在作成中です。ご関心のある方は当会までお申し出下さい。

3.姉小路界隈地区・地区計画(仮称)意見交換、説明会開催のご報告

昨年度末より姉小路界隈を考える会が主体となり進めている、地区計画の導入準備の状況と今後の作業方針についての説明会を、9月2日(金)19時より柳池自治連合会の会議室で開催致しまし た。台風12号が接近する雨模様でしたが、マンションの方々や企業からなど、21名のご参加を戴きました。

なお、今回は京都市の助言を受け、専門コンサルタントの協力で、烏丸通・寺町通・御池通・三条通に囲まれた範囲にお住まいの方に、地区計画策定の取組に関するアンケートを直接配布。さらに、同範囲に土地・建物(マンション区分所有権含む)をお持ちの権利者(登記簿記載)でお住まいでない方全員についても、随時京都市よりアンケートの郵送を行っております。このため、全権利者に可能な限りの周知を行いました。

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▲ 意見交換・説明会(柳池自治連会議室にて)

また、説明会の最後には、平成14年5月の設立以来、地区計画導入にむけてもご支持いただいている「NPO法人都心界隈まちづくり ネット」理事長の西村勝様のご発声により、姉小路界隈の雰囲気にはふさわしくない風俗営業店の規制に重点を置いた今回の取り組みについて、参加者全員の賛同の意思確認を行えましたことをご報告いたします。

生憎の雨模様となってしまいましたが、今年も無事に行灯会を開催できました。町内各位には、いろいろとご協力戴きましたこと、ご迷惑をお掛けしましたことにつきまして、深謝申し上げます。

8月は上記のように、歩暮ゼミや地区計画の説明会もあって、非常に充実した活動が行えました。今月も、20日の火曜日に中京酒販組合の1階会議室で、19時より定例会を開催致します。町内の皆様にも、是非ご参加賜り、ご意見等、お聞かせ頂けましたら幸いです。

(事務局長:谷口親平)