平成二十四年九月号
地区計画案を提出しました

1. 姉小路界隈まちづくり協議会月例会議のご報告

8月の姉小路界隈まちづくり協議会の月例会議は、第3金曜日の 17日19時より、中京酒販売組合会議室で開催しました。

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▲ まちづくり協議会8月会合の様子

1番目の「地区計画案」については、21日に京都市長に要望書を提出することを確認し、2番目の「姉小路界隈地域景観づくり協議会」の設立については、岡田圭司係長からご説明頂きました。

続いて、井上彩織さん(京都大学修士課程)と田村佳英さん(KAR TH)から直近の調査報告をうけ、最後に、事務局の「姉小路行灯会」 の準備状況報告について、参加者全員の承認を頂きました。

2. 風俗店など規制求め、京都市に地区計画案提出(京都新聞全文)

京都市中京区の住民でつくる「姉小路界隈(かいわい)まちづくり協議会」は21日、都市計画法で 風俗店などの出店規制を求める地区計画案をまとめ、要望書として市に提出した。 「姉小路界隈」は、東西は寺町通〜烏丸通と、南北は三条通〜御池通の内部の約8ヘクタールで約1千世帯ある。地区計画案は「暮らし」と「なりわい」、「文化」のバランスを大切に育む界隈の実現を目指すとし、性風俗店やマージャン店、パチンコ店、カラオケボックスなどの規制を求めている。

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▲ 要望書提出(谷口、西村、市古、吉田)

同協議会の市古和弘会長(75)は「住環境を考え続けており、この内容にほとんどの方の同意を得ている。この取り組みを一つの起爆剤として市全体にこうした街づくりが広がればいい」と話した。要望を受けた市の小笠原憲一都市計画局長は「行政として最 大限協力したい」と述べた。市は都市計画審議会に諮り、都市計画 決定する。

(8月22日京都新聞)

3. 姉小路行灯会のご報告とお礼 (増刊号と同文)

8月25日の姉小路行灯会は、今年も、京都御池中学校ブラスバンド部のパレードと吹奏楽演奏、そして中京もえぎ幼稚園児が道いっぱいにお遊戯する「中京もえぎ音頭」で始まりました。門川大作京都市長、小笠原憲一都市計画局長、佐伯康介中京区長からは、それぞれ祝辞とまちづくりへの激励の言葉を戴きました。

日没後、姉小路を浮かび上がらせる幻想的な雰囲気を醸し出した行灯は、今年も、中京もえぎ幼稚園児作の64画に加え、京都御池中学7年生の215画を新たに張り替えました。

「あなたがいる街:姉小路界隈」と題して続いた出し物では、井尻勝巳氏とバリトンの萩原智明氏(ギター伴奏:島田静雄氏)が大活躍されました。

行灯のローソクは、1本200円のお楽しみ抽選券付きで、毎年多くの方々にお買い上げ戴いております。今年の横綱賞の賞品「三嶋亭すき焼きペアーチケット」は、パトナの原田和典さんが当選されました。総数2732本にも及ぶローソクをお買い上げ戴きました皆様には、厚く御礼申し上げます。例年通り、年次報告書とウェブサイトにて会計報告を致しますので、どうか宜しくお願い致します。

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▲ 要望書提出(谷口、西村、市古、吉田)

184品の賞品をご提供戴きました47軒のご協力者様(店舗名等は期間中に会場に掲示)、テント等、会場設営にご協力戴いた公益社様のご厚意を、ここで改めて皆様にご報告いたしますとともに、謝意を表します。

そして何より、お騒がせしましたご町内各位、及び参加者の皆様、ご支援戴きました方々にも、心よりお礼申し上げたいと思います。

一年で最も賑わう「姉小路行灯会」を、無事に終えることができました。千人以上の方々からご支援戴けたこと、御礼申し上げます。行灯会を1997年8月に開始して以来15年、建築協定締結から丸10年が経過しましたが、この度、地区計画要望書も提出でき、客観的なまちづくりの歴史を、目に見える形で築けているように思えます。今後も、ご町内や関係者のお力添えを戴きながら、歩んで参ります。

今月も、9月21日(毎月第3金曜日)の19時より、中京酒販売組合で月例会議を開催します。より多くの方々のご参加を、お待ちしております。

(会長 : 市古和弘)